今回のテーマ
クライアントとの会話に困らぬ程度に、”広告改善ロジック”を頭でまずは理解しておきましょう。
広告改善ロジックの理解
【手順】
事前準備)方程式の復習
x = y/z
xz=y
z=y/x
① CPA = CPC / CVR の仕組みを理解する
② 分母と分子の増減で全体(ここではCPA)がどうなるかを復習する(算数の問題)
③ CPCの因数を理解する
④ CVRの因数を理解する
① CPA = CPC / CVR の仕組みを理解する
以上より、CPA = CPC/CVRの関係が成り立つ
② 分母と分子の増減で全体がどうなるかを復習する(算数)
前提)CPAは小さい方が良い
以上より、CPAを最適化するには、CPCの抑制とCVRの最大化の2つの手段がある
ことが分かる。
③ CPCの因数を理解する
以上より、入札単価を調整しながら、品質スコアを上げる要因改善が必要。
④ CVRの因数を理解する
以上より、広告文とLPOの関連性を高めて、直帰率を下げる調整が必要。
※CVRをあげるということは、実は、ウェブサイトの本質的な話であり、ここまで単純ではありません。
その他) 無駄なクリックを抑制する
特に、大所帯である社内メンバーの不用意な広告クリックは積み重なるとそれなりのボリュームになりやすいです。
インターネット関連企業でも、意外とこれに関するリテラシーが低いこともあります。
なお、四半期の終わり間際では、部分一致のキーワード範囲がいたずらに広がる傾向が強くなる場合があります。
これは、媒体側の決算的な要因もあり注意が必要です。
コメントを投稿するにはログインしてください。