Tableau(タブロー)の「曜日」で昨年同週対比(昨対)を試してみた
Tableau(タブロー)で「曜日」での昨年同週対比(昨対)を試してみた
今回確認すること 今週の曜日別売上と昨年同週の曜日別売上を比較する方法
みなさま、ご無沙汰しております。久しぶりのTableauブログ投稿です。
8月頭から移転先事務所探しと契約手続き、9月はビッグデータ基盤構築&納品作業(AWS Redshift x Marketo:マルケト)と隙間時間で新事務所のDIYに明け暮れておりました。したがって、ブログ作成タスクも動画撮影タスクも山積みの状態です(汗)。。。10月よりブログ連投致しますのでどうぞ、よろしくお願い申し上げます。実際、こんな事務所になりました。
それでは、早速はじめていきます。
◆ 対象 中級者向け
今回のテーマは曜日別の昨年同週数値比較(昨対)です。
(弊社のビジネスモデルもそうですが)BtoBマーケティングにおける日別でのデータ比較は「曜日」合わせは結構重要なテーマです。なぜなら、土日と平日では行動が様変わりする傾向が強いためです。また、事業会社のほとんどが「週サイクル」の定例会議体を取っておりますので先週比較や昨対同週比較は優先順位が高いのではないでしょうか。
そこで、今回は、ビジュアライズパターンはいくつかある中で下記パターンを1つご紹介いたします。
今回のデータセット
今回使用するデータセットは下記の通りです。
こちらからダウンロード可能です。データセットダウンロードはこちら
データはいたってシンプルにしております。2017年から2019年の各10月における日別の売上データとなります。
今回の計算式の定義はこちら
2018年売上 : IF YEAR([日付])=2018 THEN [売上] END
2019年売上 : IF YEAR([日付])=2019 THEN [売上] END
当週 : DATEPART(“week”, 日付)
※ [売上]は非集計の状態としておきます。
※ 今日時点での週数を求める場合は、DATEPART( “week”,TODAY() )です。
では、早速ビジュアライズしてみましょう
① 今回は、2つのメジャーを利用して「共有軸」を使っております。
② フィルタ状況は下記の通りです。
なお、メジャーネームは、共有軸やクロス集計表(テーブル表)を作成時に勝手に設定されます。こちらから主導で設定するものではありません。詳しくは、メジャーネームとメジャーバリューの記事を参照ください。
③ マークカード
メジャーネームを「サイズ」に入れるのはBar in Bar を作成するためです。なお、Bar in Bar は共有軸もしくは二重軸の延長で作成可能です。今回は共有軸の延長で作成しておりますが、両方とも対応できるようにしておくと良いです。また、共有軸の延長で作成する場合は、ツールバー>分析>スタックマーク>オフを忘れずに設定する必要があります。
そして、「当週」を「詳細」に配置した理由は、シートタイトルで、当週ディメンションのラジオボタン選択値を参照可能とするためです。
完成図)
日付のずれ方
曜日のずれ方は下記の記事でまとめております。
例えば、本日10/8(火)で来年の10/8は何曜日? と聞かれた場合、来年は2020年のうるう年ですので366/7で計算します。余りが「2」になりますので2日ずれます。つまり、2020/10/8は木曜日です。こちらの方法で検証すると良いでしょう。
まとめ
今回は、曜日を使って当週と昨年同週の売上比較をビジュアライズしてみました。上記の他にも色々なビジュアライズ方法がありますがまずは基本を抑えておくとよいでしょう。慣れてくると、パラメータコントロールを利用することで下記のイメージ図のように「測定年」や「週数」または「測定月」などをパラメータで選択可能として自動計算させたりすることも可能です。ぜひ、参考にしてみてください。役に立ったら、ぜひ、シェアいただけますと励みになります!
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