Tableau(タブロー)の「基準となる値」を取得するための計算式5選
目的)基準値となる値を取得(キープ)するための計算式を整理する
① テーブル(表)全体の値を取得(キープ)する
ディメンションに依存せず、テーブル(表)全体の値を常にキープしたい場合に使用する計算式。
下記2つは同じ結果を返します。
{SUM([売上])}
{FIXED :SUM([売上])}
② 表計算の方向性(= 次を使用して計算)をコントロールして、合計値を取得(キープ)する
TOTAL(SUM(売上)) ※ 結果は、表計算の方向性に依存します
③ 最初の値または、最後の値を取得(キープ)する
最初の値)LOOKUP(SUM([数量]),FIRST()) * FIRST()+n 最初の値を使って相対指定が可能
最後の値)LOOKUP(SUM([数量]),LAST()) *LAST() – n 最後の値を使って相対指定が可能
また、表計算の方向性を変更することで取得する値を変えられる
④ 隣の値と自分の値の合計を取得(キープ)する
WINDOW_SUM(SUM([数量]),-1,0)
また、表計算の方向性を変更することで取得する値を変えられる
⑤ 特定のディメンション単位で計算された値を取得(キープする)
最後の購入日:{FIXED [顧客名] : MAX([オーダー日])}
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