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Tableauで購入順序を制御する

 

Tableau(タブロー) 商品の購入日に関する計算式まとめ5選

 

 

 

目的)商品の購入日に関する算出式を5つピックアップして整理する

 

 

① 初回購入日を定義する

{FIXED [顧客名]:MIN([オーダー日])} 名前:顧客別初回購入日

{FIXED [店舗名],[顧客名]: MIN([オーダー日])} 名前:店舗別顧客別初回購入日

 

 

② 2回目の購入日を定義する

IF [オーダー日] > [顧客別初回購入日] THEN [オーダー日] END 名前:2回目以降の購入日

{FIXED [顧客名]: MIN([2回目以降の購入日])} 名前:顧客別2回目の購入日

 

 

③ 特定商品を指定して、顧客別のその商品の初回購入日を定義する

名前:製品名を指定するパラメータ

IF CONTAINS([製品名],[製品名を指定するパラメータ]) THEN [オーダー日] END 名前:指定商品名を購入した日

{FIXED [顧客名] : MIN([指定商品名を購入した日])} 名前:指定した商品の初回購入日 *顧客別である点に注意

 

 

④ 指定した商品を基準にして、初回購入した日のあとで購入された商品をリスト化(アップセル数を把握するヒント)

IF [オーダー日] > [指定した商品の初回購入日] THEN [製品名] END

① まず、[製品名を指定するパラメータ]で指定した商品を選ぶ(ここでは標準商品に該当する商品を選んでおく)。

② つぎに、「IF [オーダー日] > [指定した商品の初回購入日] THEN [製品名] END」をフィルター表示。ここのフィルターにアップセル対象商品(上位モデルの商品)をフィルターすると、アップセルリストが完成。その件数をカウントするとアップセル件数が把握可能となる

上記の例)

前提:[標準商品]をキャノン無線ファックス,赤  /  [上位モデル]をキャノンファックスとコピー機、カラー と仮設定

 

初回購入した標準商品を「キャノン無線ファックス,赤」としてパラメータで指定。

そのあとの注文で、「キャノンファックスとコピー機、カラー」があるかどうかを確認したい。

「IF [オーダー日] > [指定した商品の初回購入日] THEN [製品名] END」をフィルターにして、キャノンファックスとコピー機、カラーを指定する。該当するデータがあれば、アップセルリスト化される。

顧客全員を対象とすれば、全員の中で、このアップセルがなされた件数をカウントできるようになる。

 

 

⑤ 2回目購入日以降の注文に絞りたい

IF [オーダー日] > [顧客別初回購入日] THEN “2回目以降注文” ELSE “初回注文” END

上記をフィルターに適用する

 

 

これらを活用した応用技)

Tableau(タブロー)で購入商品と その直後(転換時)の商品リストの組み合わせを可視化する

 

 

今回参照したサイト)

https://community.tableau.com/thread/189607

https://public.tableau.com/profile/yuki.nakamura#!/vizhome/POS_1/sheet0

 

 

 

まとめ

ECサイトおよび、店舗での購買実績を評価するにあたって、商品の購入順序はとても重要です。特に、アップセルが成功しているかどうかを実数で把握するために、この順序を処理する必要があります。ここでしっかりと理解しておきましょう。また、アップセルだけでなく、バスケット分析(同時購入)も重要な情報の一つです。ぜひ、復習しておいてください。

 

 

 

 

 

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