タブロー(tableau)でカート遷移状況を可視化する
今回のテーマ
タブロー(tableau)を使って、Googleアナリティクスデータをもとにデバイス毎のカート遷移状況を可視化します。
タブロー(tableau)でカート遷移状況を可視化する
“アドバンスセグメント”を各カート導線分 & デバイス分を複製する必要があり、
気の遠くなるような作業が待っております。
例)9個のアドバンスセグメント作成が必要
アドバンスセグメント>セッション指定 , ページ:cart, デバイスdesktop
アドバンスセグメント>セッション指定 , ページ:cart, デバイスmobile
アドバンスセグメント>セッション指定 , ページ:cart, デバイスtablet
アドバンスセグメント>セッション指定 , ページ:input, デバイスdesktop
アドバンスセグメント>セッション指定 , ページ:input, デバイスmobile
アドバンスセグメント>セッション指定 , ページ:input, デバイスtablet
アドバンスセグメント>セッション指定 , ページ:confirm, デバイスdesktop
アドバンスセグメント>セッション指定 , ページ:confirm, デバイスmobile
アドバンスセグメント>セッション指定 , ページ:confirm, デバイスtablet
さすがにこれは骨の折れる作業です。
以前、わたしもひたすらこれを量産したわけですが非常に面倒でした。
タブロー(tableau)を使うことで、一気に効率化を図ることが可能です。
むしろ、これだけでもタブロー(tableau)を使う理由になります。
その後のデータ取得作業も踏まえると、所要時間にして、3時間程度の作業短縮が可能です。
【完成イメージ(タブロー(tableau)からエクスポート)】
【手順】
1.タブロー(tableau)からGoogleアナリティクスに接続します
2.ディメンション:計算フィールドを利用して、”カート導線”を作ります(図1)
3.2を行指定。ページ別訪問数を列指定した上でメジャーを「合計」に変更。
NULLを右クリックで除外。
行指定した2の並び順は、カート導線順番に合わせて、適宜、ドラッグして入れ替える。
マークは、エリアを指定する。(図2)
4.ページ別訪問数をコピー、計算式フィールドを使用して、– [ページ別訪問数]を作成。(図3)
5.4を列に指定、メジャーを合計に変更。ラベルを常に表示にする。(図4)
6.ファネル左側を%表記にするために、計算式フィールドを使って%計算式を作成。(図5)
7.予め、ファネル左側をクリックしてアクティブにした上で、6をabcラベルにドラッグ&ドロップ(図6)
8.最後にデバイスカテゴリを列指定して、完了(図7)
完成
※各カート導線ページに対する遷移数は、ここでは、セッション数ではなく、ページ別訪問数を指定しました
条件により各カート導線のパラメータが動的に変更される場合には”セッション数”での計測が的確です。
図1
図7
追記)20170509
セッション数でカート各遷移状況をすべて把握したい場合、
10.0以降の機能である、データブレンド機能を使うと実現できます。
手順)
① Googleアナリティクス画面で、アドバンスセグメントを作成する
スコープ:セッション
ページ:該当URL を指定
② Tableauから新しいデータソースとして読み込む
この時、Tableau上で、①で作ったセグメントを指定しておく
③ あとは、上部図1のREGEXP_MATCH([ページ] のページを、
②のデータソースから配置・指定しなおしていただければ大丈夫です。
* データブレンディング機能について理解が必要であれば、こちらを参照ください。
参考サイト)
http://dev.classmethod.jp/business/business-analytics/tableau-tips-create-funnel-chart/
コメントを投稿するにはログインしてください。