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ウェブコンテンツのページ構成について

今回のテーマ

コンテンツ制作におけるページ構成の枠組みを知る

 

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◆ページ構成には基本フレームワークがある

「コンテンツ制作・ライティング作業は面倒だし苦手」と考えているウェブ管理者は多いです。

小説家のような文章力は特に必要ないですが、とにかく面倒・苦手と考えてしまう理由は何でしょうか。

 

その一つの要因として、ライティングの前に、ページ構成をそもそもどう考えたらよいか?で悩んでしまうケースがあります。

 

そこで、コンテンツ制作・ライティングするときに必要な考え方、ページ構成の枠組み

(基本フレームワーク)をまずは理解しておくと作業負荷の緩和につながります。

 

 

◆コンテンツ制作におけるラインティングは今後、とても重要

Webページ制作において、もっとも大事な要素は3つです。

 

1つめは、イメージ写真からのインパクト

2つめは、ライティング

3つめは、これらを効果的に伝えるページ構成とデザイン

 

コンテンツSEOが一般的になった現在では、2つめのライティングが重要です。

特に、ユーザに役立つ情報をライティングすることがますます重要となってきております。

”役立つ”とは、魅力的な商品を扱うウェブ管理者だからこそ知り得た、唯一無二の情報のことです。

 

 

◆ページ構成の枠組み(基本フレームワーク)

これから説明する、ページ構成の枠組み(基本フレームワーク)は、上記1、2を効果的に伝えるためにとても重要です。

 

2つの基本フレームワークを比較してみる

ページ構成の枠組み(基本フレームワーク)は、頭の中で散乱した情報をストーリーとして整理するのにとても役立ちます。

そして、基本フレームワークはクライアントとの共通言語として活用できるメリットもあります。

クライアントと基本ルールを共有することでその後のディスカッションも、この基本フレームワーク上で会話することができ、意思決定もスムーズとなります。

 

 

まずは、2つのページ構成の枠組み(基本フレームワーク)を比較してみましょう。

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[共通点]

◇キャッチコピーは、ユーザ視点で徹底して考えようとする点

・ユーザー(購入するユーザー)にどんなメリットを与えることができるのか?

・それをすることで、どんな未来を手に入れられるのか?

・あんな状態だったが、こんなに素敵な状態に生まれかわった!

ユーザーにとっての”メリット”を明確化することで、見込客にようやく”気づき”を与えられます。

ユーザーはページを見ているだけでは、自ら積極的にメリットを想起してくれません。

直接的な表現をすることで、”気づき”を、わざわざ、こちらから提供する必要があります。

ここでようやく、ユーザのマインドが少し動きはじめようとします。

 

◇メリットを得られる、それはなぜ? その根拠をしっかりと説明しようとする点

・ユーザーが得られるメリットを明確にした後で、その根拠を説明するという流れを大事にしております。

 真っ先に自社自慢、自社製品自慢をしたい気持ちを我慢して、ユーザーの興味に徹底的に応えます。

 序盤での自社自慢には、ユーザーはまだ耳を傾けてはくれません。

・根拠は、客観的事実の提示。主観性の排除。

・第三者の声(ユーザー、その道の権威、開発者、広報、プレスなど)

・受賞歴、技術力

 

◇クロージングがないと、99%成約に結び付かないと考える点。

・簡便性(入力、決済が楽であり、セキュリティに不安がなく、すぐに手元に届くことを理解させる)

・利便性(ウェブだけでなく電話、メールでも申し込みOKであることを理解させる)

・特典 (今回購入で何がお得になったのかを理解させる)

・あおり(特別に選ばれたユーザーであるような、特別感を理解させる)

・支払方法の明示(支払い時の不安、キャンセル・返品対応の迅速性を理解させる)

 

2つのページ構成枠組み(基本フレームワーク)の共通点”3つ”を、

薄青、黄色、肌色で、色分けしてみました。

 

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[相違点]

◇追伸として、斜め読みユーザを意識しているかどうか

 

 

 

まとめ

・ライティングするにあたっては、上記のページ構成の枠組み(基本フレームワーク)に則り、それぞれのパーツをくみ上げていければ作業負荷が緩和されます。

・クロージングパーツがないと、ほとんどのケースで成約に結び付かなかった、それが両者共通の見解でした。クロージングをしっかりと意識してください。

・まずは、ユーザ視点で話を進めていく意識に変えていくことが重要。キャッチコピーは、自社自慢から展開しても、なかなか興味を持ってくれません。日常生活でもそうですよね。相手の話を十分に聞いてあげてから、自分の話をするといろいろ聞いてくれるようになりますよね?

・ユーザの関心ごとは、快楽の追究と、悩み・苦悩からの解放。その2つだけです。そこがケアされるかが、本来、ユーザーの関心ごとであるはずですよね。

参考までに)

ライティングに悩んだときに役立つ記事

 

今回の参考書籍

10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方

 

 

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