Exploratoryのノート(R)を使って二項分布の信頼区間を推定してみる
Exploratoryのノート(R)を使って二項検定を実施してみる
二項検定で95%信頼区間を推定する
下記の記事で、二項検定で95%信頼区間を推定する件(くだり)がありましたので、そこだけ簡単に試してみます。
https://blogos.com/article/452697/
慶応大学病院が無症状の患者67人に新型コロナウイルスSARS-CoV-2のPCRを行い、4名が陽性であったと発表した。6%である。
これだとnが少ないのでシンプルな二項検定を行うと、95%信頼区間は
1.7%-14.6%となる。
実施方法はいたってシンプル
Exploratoryツールのノートを使ってR codeを実施するだけで求まります。
binom.test(4,67)
上記より、95%信頼区間の下側が1.7%、上側が14.6%と読み取ることができます。
なお、文中では、この信頼区間と東京都の人口をもとに陽性者推定数を算出しておりました。その推定値についてのtwitterのコメントも併せてみると興味深いです。
慶応のPCR6%の意味 https://t.co/1TIY5jCUrz
— 岩田健太郎 K Iwata (@georgebest1969) April 22, 2020
追記)安倍晋三内閣の支持率(2020/6)
文春オンラインの調査によると、下記の結果が出たようです。なお、サンプル属性は不明です。
https://bunshun.jp/articles/-/38524
こちらも二項検定で95%信頼区間を求めると下記のようになります。
二項検定で実施の結果、95%信頼区間は19.1%〜24.3%となり、多くても支持率は24.3%であろう、ということになります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8206c23a0c182ea85d63cf71948563ee2d143848
上記の記事に拠ると、内閣支持率20%台は危険水域となり、6代続けて10ヶ月以内に退陣する傾向がある、とのことです。余談ですが、モリトモ問題、加計学園問題、桜問題、コロナ補正予算、アベノマスク税金無駄遣い問題、黒川検事定年問題、電通中抜き問題、河合夫妻逮捕案件など挙げたらキリがないですが、ここに一気通貫する姿勢がそろそろ限界に来たのではないかと思います。
コメントを投稿するにはログインしてください。