※注意)弊社代表の独断と偏見です。
tableau(タブロー)ことはじめ心得10か条(Tableau 入門)
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連続、不連続は、体で覚えろ!
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表示形式は使ってはいけない!
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メジャー配置からまっ先に考えろ!
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不要なディメンションははずせ!Googleアナリティクス連携
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XX率は計算式フィールドで自作する!Googleアナリティクス連携
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色とサイズで奥行きを出す!
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加重平均と表示平均を理解する!
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複合軸(共有軸)と二重軸を使い倒せ!
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SQLは書かずに、tableau(タブロー)で描け!
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プラスワン. 計算方向を意識せよ!
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この後は、Tableau(タブロー)の使い方 を参考にせよ!
1. 連続、不連続は、体で覚えろ!
【連続:緑色】一連のつながりとして捉えます
【不連続:青色】塊(ブロック)として捉えます
この例の場合、月のブロックの中で、年別の売上推移を相対比較するのに適しております。
2. 表示形式は使ってはいけない!
「表示形式」でビジュアライズを試みるとかえって混乱します
「マーク」と「色」と「サイズ」もしくは「アナリティクスペイン」を組み合わせながらビジュアライズしましょう!
それでこと足ります。
基本的なスタンスとしては、表示形式は使わなくてもビジュアライズは過不足なく実現できます。
3. メジャー配置からまっ先に考えろ!
メジャーを先に置く!
4. 不要なディメンションははずせ!Googleアナリティクス連携
データソースで、Googleアナリティクスを選択・連携している時、
不要なディメンションのピックアップに要注意です!
ワークシートでそのディメンションを使っている、使っていないに関わらず、
データソースに指定されているだけで、その時点でデータが絞られている点に注意が必要です!
ワークシートで使っていないディメンションはこまめにデータソースから抜く必要があります。
※そのワークシートで使っているデータソースを残存する場合は、
データソースをコピーしてそこからディメンションを追加あるいは
消去して別ワークシートで使用するのが作法です。
余計なディメンションなし
余計なディメンションあり
5. XX率は計算式フィールドで自作する!Googleアナリティクス連携
直帰率、コンバージョン率は計算フィールドで作成する必要があります。
Googleアナリティクス連携時、メジャー候補にも直帰率やコンバージョン率は選択不可です。
これはtableau(タブロー)の設計思想に依存するもので、ここは素直に譲歩すれば良いです。
6. 色とサイズで奥行きを出す!
ビジュアライズ時に意識したいことは、”色”と”サイズ”です。
「分析眼」に奥行きを持たせることが可能です。
色とサイズは何も使っていない状態:単なる棒グラフ
色:利益率を色で表現する
すると、売上金額は大きい家電、家具の利益率は相対的に低いことが明確になりました。
サイズ:平均単価をサイズで表現してみる
それほど大きなインサイトはありませんでしたが、
「平均単価」の大きさは棒グラフの幅で視覚化できました
7. 加重平均と表示平均を理解する!
【表示平均:単純平均】
分析>合計>次を使用して合計>平均
(576,166+1,186,950+420,735+1,367,835)/4
【加重平均】
各区分の合計をレコード数で割る
8. 複合軸(共有軸)と二重軸を使い倒せ!
複合軸と二重軸の作成方法を理解することが大事です。
また、二重軸では、軸を同期させることも忘れずに実施することが重要です。
【複合軸】
【二重軸】
9. SQLは書かずに、tableau(タブロー)で描け!
タブロー導入事例
https://liginc.co.jp/229908
直接、データベースにアクセス可能です。
また、参照操作なのでデータを書き換える心配はありません。
とはいえ、負荷がかかることを考慮してデータ参照形式は、「ライブ」ではなく「抽出」を選ぶと良さそうです。
10. 迷わずProfessional Edition!
データソースの多種多様な選択肢を考慮して、迷わず、プロフェッショナル版で良いです!
初年度24万円、2年目以降は48,000円でアップグレード対応可能な永久ライセンスです。
プラスワン. 計算方向を意識せよ!
tableau(タブロー)には、計算する方向があります。
それが、表、表横、表下、セルなどです。
この計算式方向性に注意が必要です。
下記の例は、計算式の方向性が「表」となっており、
意図した結果になっていない例です。
例)顧客区分ごとに、カテゴリ売上割合を表現したいのに、
全体売上に対する割合が表示されてしまっております。
その理由は、計算の方向性が「表」になっている点にありました。
そこで、計算式の方向性を変更します。
変更方法は、「次を使用して計算」の表(横)に指定します。
すると、意図通りのビジュアライズが実現できました。
ちなみに、合計(売上)△の計算式方向性を変更しましたので、
T:ラベルの合計(売上)△も変更したメジャーで上書きするのを忘れないでください。
この後は、Tableau(タブロー)の使い方 を参考にせよ!
Tableau(タブロー)の使い方についてのブログ記事をまとめております。
次回は、こちらをブックマークして進んでください。
まとめ
今回は、tableau(タブロー)を使い始めた上で意識しておくべきポイントを10か条でまとめておきました。
tableau(タブロー)がサイト解析業界におけるスタンダードツールになってくれることは単純に嬉しいです!
脱excel化を引き続き、推進していくことで大きな自由な時間を手に入れていただけると幸いです。
excelで頑張っているみなさんも、ぜひ、楽しましょう!!
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