Googleタグマネージャでサイト内検索結果が0件の時のキーワードを取得する(できる逆引き・実践技240 P329)
今回のテーマ
Googleタグマネージャでサイト内検索0件時のキーワードを取得してみた
参考書籍『できる逆引き Googleアナリティクス 実践技240』P331
キーワードはユーザーのインサイト
サイト内検索キーワードの収集は、実際にサイトに訪問してきたユーザーの購買行動のインサイトです。
これらキーワードを収集・分析することで自社サイトに求められているニーズが見えてきます。
今回収集するキーワードは、サイト内検索結果が0件の時のキーワードです。
つまり、サイトとしてユーザーを”おもてなし”できなかった時のキーワードを収集します。
この状況を改善することで、よりユーザーのニーズに合わせた”おもてなし”が可能となります。
少し古い記事です。
サイト内検索をした結果、自分の要望する結果が得られなかった時の離脱はなんと9割近い結果に。
これは、すぐにでもこの結果を改善する必要がありますよね。
http://news.mynavi.jp/news/2014/05/15/140/
【手順】 変数、トリガ、イベントの命名は、各プロジェクトの命名規則にしたがってください
①https://web-kaizen.co.jp/?s=サイト内検索キーワード
この時に、検索結果が0件であった状態をなんらかの手段を使って判別します。
ここでは、下記のように判別します。
function(){
VAR_title = $(‘h1’).text();
return VAR_title;
}
②h1のテキストを格納するための変数を設定します
③上記の変数に格納されたテキストに、”0 検索結果”キーワードが含まれていれば、
サイト内検索キーワード収集するためのイベントを発火させます。トリガを準備します。
その時のキーワードを格納するための変数も合わせて定義します
④イベントを作成。
キーワードとその時の画面URLをイベントトラッキングコードへ格納するようにします
・ イベントカテゴリ : サイト内検索キーワード結果0件
・ イベントアクション :検索した時の該当ページURL
・ イベントラベル :検索クエリ
⑤イベントの発火を確認します
⑥データをリアルタイムで確認
上記より、サイト内検索結果0件時のキーワードを取得可能になりました。
繰り返しますが、この状態は、ユーザのニーズにお応えできない危機的な状態です。
くれぐれも、早急に対応してください。
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