Tableau(タブロー)のメジャーネームとメジャーバリューを最短で説明する
はじめに
今回は、勝手に出てくるメジャーネームとメジャーバリューを最短・最速で定義します。4月のこの時期はTableau(タブロー)を初めて触る方も多いと思います。初学者や不慣れなかたにとってはなかなか悩ましい事項です。最短最速で、小難しい説明は削ぎ、一度、整理しておきましょう。
メジャーネームとメジャーバリューの出現タイミング
まず、メジャーネームとメジャーバリューはあるタイミングで勝手に出現します。代表的なトリガーとしては、共有軸を作成するタイミング、テキスト表を作成するタイミングです。
・共有軸
・テキスト表
メジャーバリューとは
メジャーバリューは、上記の図の通り、ビューに配置されているメジャーが格納されております。
メジャーネームとは
メジャーネームとは、文字通り、メジャーの項目名が格納されております。
下記のキャプチャの通り、フィルターに自動設定されたメジャーネームの中身を確認しますと、ビュー内に配置されたメジャーバリューの項目名が格納されております。
メジャーネームを色に配置すると
メジャーネームを色へ配置すると、項目名で色分けすることが可能です。
ちなみに、この状態で、列のメジャーネームを外すと、メジャーバリューが自動でスタック(オン)されます。
このスタック(オン)から、スタック(オフ)にすると下記のようにスタック状態(積み上げ)が解除されます。解除された結果、利益が裏側に隠れてしまいます。
それでは、メジャーバリューの売上と利益の順番を入れ替えてみましょう。下記の通り、利益が手前に出てきました。
ここで、色に配置されたメジャーネームを残しつつ、サイズに配置してみましょう(mac: command+ドラッグ&ドロップ)。
Bar in Bar (バーインバー) が出来上がります。
※ Bar in Bar (バーインバー)は二重軸から作る方が簡単です。
メジャーバリューを色に配置すると
メジャーバリューを下記の通り、色へ配置すると、数値を色濃度で表現されます。
まとめ
今回は、メジャーバリュー、メジャーネームを最短・最速で確認してみました。もちろん、概要レベルの説明ですのでこれ以上の深い理解が必要であれば、公式ヘルプやこちらの記事をご確認いただければと思います。その際の一助になれれば幸いです。下記の書籍にも詳しくまとめられておりますので参考にしてみてください。
2020/07/11追記) 他サイトの記事 メジャーバリューごとに色を設定する
https://note.com/tabjo/n/n3c10d134eafe