※注意)弊社代表の独断と偏見です。
認定資格”Tableau Desktop Qualified Associate” の試験アウトラインを確認してみた!
追記 2019.4.23
試験名が変わりました
新試験名
Certified Associate Desktop
最新試験の傾向と対策は こちらとなります。ただし、下記の旧Qualified Associate(QA試験)とほとんど内容変化なしでした。新試験区分の出題傾向はこちらのページを必ず確認してください。
※ Qualified Associate(QA試験)含めて、上記URL記事が最新記事です!
(これだけ案内しているにも関わらず↑、なぜ、クリックしないのでしょうか…謎です)
今回のテーマ
tableau(タブロー)のスキル証明資格である、認定資格”Tableau Desktop Qualified Associate” について、まずは、試験概要と細かい対策方針について確認したいと思います。
すでにこちらのコンテンツとこちらのガイドが詳しいです。あわせて、ご確認ください。
そのあとで、当社主催の試験対策講座について最後に触れておきます。
ちなみに、私は、環境不具合によるテスト再チャレンジ3回、1回の不合格、1回の合格と計5回試験を受けております。日本で一番試験実施数が多いユーザーだと思います。
また、当記事は、2017/04/07現在の情報となります。今後、傾向が変わる可能性がありますので、あらかじめ、ご了承ください。
◆試験アウトラインは下記の通りです
試験時間:2時間 + 5分間(環境設定や試験開始前準備等の時間が5分間与えられております)
試験問題:知識問題18問 + ビジュアライズすると回答できるViz問題18問 計36問
配点 :QA9バージョンでは、知識問題 16 問 (各 1 点)、実技問題 18 問 (各 3 点)の配点でした。ただし、QA10のガイドでは100点満点と記載あり、配点ウェイトが変わった可能性があります。より、Viz問題の配点が高まったかもしれません。
試験言語:日本語選択可能
試験環境:自前パソコンからcloud環境へ自動接続、リモートで試験実施されます。
また、誰もいない部屋であることが前提です。妙な動きは基本できない状況です。通信速度にもご注意ください。可能であれば有線LANに切り替えておくと良さそうです。上り下り20Mbpsは欲しいところです。
試験形式:4肢択一、もしくは複数回答
試験機能:旗マークにチェックを入れておくとあとで振り返りが可能です。試験中に不明点、トラブル発生時は、画面切り替えるとチャット機能で会話可能です。遠慮せずに、問い合わせてみてください。ただし、英語での会話となります。あらかじめ、例文は覚えておくと良さそうです
主なトラブル例)
・画面がフリーズした(試験官が直してくれる)
・小文字にならない(capsが通常と逆になっている場合あり)
・アンダーバーが打てないケースがある(諦める、使わなくてもパスできる)
・日本語入力モードにならない(右下の環境設定でeng → jpnになっているか確認)あきらめて、全てローマ字表記で計算フィールドなど対応するでも大丈夫。
※一番困ったのが、datediff(“DAY“,from,to )のDAYが小文字にならずにエラーが解消できなかったことがありました。capsが通常の環境と逆になっている可能性あるので試してください。
※会場型試験ではおそらく大丈夫だと思います。これらを最初に知っておけば、落ち着いて対処できます。
※何らかのトラブルが発生したまま試験が終了した場合は我慢せず、TableauCertification <certification@tableau.com>へ英語でその旨、問い合わせることをオススメします。
◆試験までの流れ
① パスポートの準備 :英語表記の姓名を確認する必要があります。国内免許証ではNGでした。国際免許証は不明です。パスポートをあらかじめ、ご準備ください。
②試験の申し込み :https://tableau.lcsexams.com/こちらかの申し込みです。クレジットカードのみの決済です。
③スケジュール設定 :24時間いつもで受験可能です。ただし、一部の日程・時間が選択できない場合があります。ご注意ください。また、直前でも日程変更は可能です。
④試験セットアップ :上記URLからstart examボタンを押すと試験官を呼び出してくれます。おおよそ、5分間くらいで試験官がチャット入室してくれます。リモートで試験官が諸々チェック&セットアップしてくれます。日本語環境ですので、試験官がセットアップ時に操作を間違える可能性がございます。以下、試験官のセットアップ時の設定ミス例です。
例)
ポップアップブロックを許可するところを許可しない設定にしてしまった
Flashプレイヤーを有効にするところを無効にしてしまったなど。
おかしいと思ったら、そこだけ、こちらから操作できると良いです。
⑤質疑応答 :英語のやりとりは基本2点です。
・IDをwebカメラに見えるように映してくれ
・webカメラを360度回してくれ
前段は、check idといった単語が聞き取れたらパスポートをウェブカメラへ近づけてください。
後段は、aroundという単語が聞こえたらカメラを360度回してください。
⑥最低限の英会話 :英語が苦手であれば、下記の5フレーズで対応してください。
・I can speak and listen English a litte.
・Please conversation by chat.
・Please loudly
・I beg your pardon
・What do you mean
それでもダメだと、試験官が最終手段で日本語翻訳しながらチャットしてくれたりします。ただ、人によります。
◆試験開始時のコツ
①データソースの日本語確認
まれに、データソースが英語になっている場合がありますので日本語となっているかどうかを確認してください。試験問題は日本語で、データソースが英語の状況があり、途中でストップして修正いただきました。この組み合わせの試験はかえって難しいです。無理して続行せずにその旨、チャットで試験官にお伝えください。
②パソコン画面の使い方
ブラウザで試験問題が出されるのでブラウザが立ち上がります。
また、タブローツールも立ち上げます。通信速度確保されていても、ctrl + tabで画面切り替えはとても遅くて不便ですので、オススメしません。
画面右の1/3をブラウザで占有し、左2/3をタブローツールで配置しておくと作業がスムーズです。このあたりは好みもありますが、タブローツールの全画面表示はやめたほうが良いと思います。
③回答の進め方
1問回答するたびに、ワークシート1枚立ち上げると、あとで、振り返りに便利です。
その時、ワークシートの名前は、丁寧に問題番号と一致させておくと良いです。
可能であれば、データソースは、質問ごと(ワークシートごと)に新規に接続し直しておくと、階層化したり、分割しても、ごちゃごちゃせずに良いと思います。
④試験問題の並びと難易度
試験問題は後半に進むにつれて簡単になる印象でした。
頭から、データ結合しながら返品率を答えさせるなどの問題が出てくるので、いきなり面食らって焦ります。
したがって、先に知識問題だけどんどん回答してウォーミングアップしてからViz問題にトライすると良いかもしれません。好み次第ですね。
◆試験傾向と対策について
①確認点
試験ガイドの評価スキル項目については、一通り、説明できるまで、理解していることがポイントです。不明点は、すべて、tableauヘルプで検索して調べておいてください。
②試験感覚を掴む
試験ガイドのサンプル試験問題15問はサクサク解けるようにして置いてください。
実際は、もう少しだけ難しい問題が出ます。
③知識問題ポイント傾向 以下を重点確認しておいていただけると良いです
※あくまで傾向ですのでご了承ください
・excelワークシートを結合する時に利用できるデータソースの結合方法を問う問題
・メタグリッドとデータプレビューでできることの差異を答えさせる問題
・データブレンドを使うときに、キーとなるディメンションがビューに配置される必要があるかどうかを問う問題
・複合軸を使った時に、色分けする時に色へ配置すべきはメジャーネームかメジャーバリューか
・ビューに配置された日付フィールドの状況をもっとも端的に表している選択肢はどれか(不連続、連続、日付値、日付部分の組み合わせを答えさせる問題)
・高速道路などを表示させるための設定方法を問う問題
・リファレンスラインで、パラメータの利用可否を問う問題
・ダッシュボードのデータ更新ができる機能を問う問題
・日付フィルターのファネルマーク横の✖ボタンを押すとどうなるかを問う問題
・ダッシュボードのアクション3つを問う問題
・ハイライトされるときの条件(完全一致なのか部分一致なのか)を問う問題
・地域区分を変更した場合の、元データに対する影響を問う問題
・ユニオンの利用シーンを問う問題
・デバイスプレビューで対象となるデバイスタイプはどれかを問う問題
・1つのダッシュボードで携帯電話とデスクトップをデザインしたい場合はどうすると良いかを問う問題
・メタデータグリッドでできること、できないことを確認する問題
・データブレンドする際に必要な条件を問う問題
・ビューに記載されているチャート、グラフの名称を問う問題
・グループの概念を問う問題
・ブレットグラフの役割・利用シーンを問う問題
・セットの概念・役割を問う問題
・アドホック分析の再利用方法を問う問題
・データソースとして利用できるソースを問う問題
・特定のワークシート用のフィルタを作成できるかどうかを問う問題
・カードの非表示の✖︎を押すとどうなるかを問う問題
・ラベルの概念を問う問題
・移動平均の利用シーンを問う問題
・データハイライターの作動可能な状況を問う問題
・1つのデータソースの複数の表に一度に接続する方法を問う問題
・表示平均と加重平均の違いを問う問題
④Viz問題ポイント傾向 以下を重点訓練しておいてください
※あくまで傾向ですのでご了承ください
・あるディメンションを分割した上で年代ごとの売上でもっとも高い年を答えさせる問題
・返品数のもっとも多かったエリアマネージャを答えさせる問題
・返品数がもっとも多かったサブカテゴリを答えさせる問題
・売上高に対して、返品金額の割合が高い地域を答えさせる問題
・顧客がもっとも多い売上ビンを答えさせる問題
・指定された階層を作った上で、もっとも利益率が低い階層を答えさせる問題
・売上トップN位を特定した上で、利益率がもっとも低かった製品を答えさせる問題
・売上トップN位の製品名を特定した上で、利益がマイナスになった製品名の数を求める問題
・2018年の売上予想を求めさせる問題
・2012年に初めて買ったユーザーの総売上額を求めさせる問題
・利益、売上ともに標準偏差が1を超えたサブカテゴリをすべて答えさせる問題
・売上と利益と顧客名で散布図を作った上で、事務用品の傾向線の正しい表記を答えさせる問題
・受注から出荷までにかかった日数の平均でもっとも長い地域を答えさせる問題
・乳幼児死亡率の平均が3番目に高かった国を求めさせる問題
・ダッシュボードの年代フィルターを全シートへ適用した上で、売上のもっとも低いサブカテゴリを求めさせる問題
・平均寿命がもっとも長い国を求めさせる問題
・箱ひげ図を作成し、利益の分布がもっとも広い地域を求めさせる問題
・電話使用率が一番多い地域はどこか
・返品率のもっとも高かった顧客は誰か
・サブカテゴリのテーブルの利益がマイナスだった4つの国に囲まれた国はどこか
・指定されたグループで、売上の30%を占めたサブカテゴリはどれか
・返品金額が高い2つの地域はどこか
・返品率が15%超えているデータは何個か
・平均からZZZ,ZZ9の差が開いたサブカテゴリはどれか
・確定申告にかかる時間が一番短い地域はどれか
・カスタムテリトリーを作成後、APACと定義された箇所の特定期間中の噴火回数を問う問題
◆最後に
上記は、私の脳内再現ですので完全ではない部分があります。あらかじめ、ご了承ください。
これらを踏まえた上で、十分に対策をしていただいた上で、ぜひ、試験にトライいただければと思います。
確実なのは、Tableau 社主催の公式クラストレーニング、Desktop FundamentalsとDesktop Intermediateを受講いただくと間違いなく合格できます。
最終仕上げに、不安な方は、ぜひ、当講座をご利用いただけると良いと思います。
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