tableau(タブロー)のindex()関数の挙動と表計算方向を確認する
今回のテーマ
tableau(タブロー)の表計算関数の一つ、index()について、その関数の挙動をみてみます。
あわせて、tableauの表計算を扱う上でとても重要な概念である、表計算の方向性をあわせて理解できるようにします。
◆index()関数の役割について
表計算内で、パーティション(分割された特定の領域)の現在の行のインデックス(順番)を返す、とあります。
参照サイト)http://onlinehelp.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/functions_functions_tablecalculation.html
実際に、index()という計算フィールドを自作して、挙動を確認してみましょう。
(1)検証用クロス集計表を準備しましょう(サンプルスーパーストアデータソースを利用)
(2)計算フィールドを準備します
(3)(2)の計算フィールドを(1)のT[テキスト]へドラッグ&ドロップします
このように、index()関数の戻り値を利用して、インデックス番号を確認することができました。
◆表計算方向について
それでは、このインデックス番号を利用して、表計算方向について理解していきましょう。
表計算の方向性については、下記の通りです。
実際は、この表計算方向を指定して、合計や合計の割合、累計を算出するようにします。
・表(横)
・表(下)
・表(横から下へ)
・表(下から横へ)
・ペイン(横)
・ペイン(下)
・ペイン(横から下へ)
・ペイン(下から横へ)
・セル
(1)表計算方向を表横に指定した場合のインデックスの返り値
(2)表計算方向を表下に指定した場合のインデックスの返り値
(3)表計算方向を表(横から下へ)に指定した場合のインデックスの返り値
(4)表計算方向を表(下から横へ)に指定した場合のインデックスの返り値
(5)表計算方向をペイン(横)に指定した場合のインデックスの返り値
(6)表計算方向をペイン(下)に指定した場合のインデックスの返り値
(7)表計算方向をペイン(横から下へ)に指定した場合のインデックスの返 り値
この挙動はなかなか理解が難しいですね。
突如、サブカテゴリが、カテゴリを跨いだクロス表となるため、この挙動は説明が難しいですね。
要調査中です。
(8)表計算方向をペイン(下から横へ)に指定した場合のインデックスの返り値
(9)表計算方向をセルに指定した場合のインデックスの返り値
◆まとめ
今回は、index()関数を使って、関数挙動を確認しました。
また、その挙動を利用して、表計算の方向性を確認しました。
tableau(タブロー)については、この表計算の方向性を理解した上で
合計、割合、累計などを算出することがとても大事です。
ぜひ、これを機に、理解を深めていただきたいと思います。
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